馥郁と香るような菊の花を、奇をてらわず、往年の逸品をイメージして染めました。
今年の地色は、薄墨色、くちなし色、灰桜色、紫、の4本。
こちらは灰桜色。
この地色は落ち着いていて品がありつつ、縮緬のふっくらした質感とあいまって、女性らしい情感のある色です。
水墨画のような端正な配色で、凛とした色気を目指しました。
【生地】 丹後古代縮緬
【地色】 灰桜色、グレーがかった落ち着いたピンク
縮緬紫色地名古屋帯*菊模様(未仕立)
参考作品
塩瀬くちなし色地名古屋帯*菊模様(未仕立)
塩瀬薄墨色地名古屋帯*菊模様(未仕立)
塩瀬肥後煤竹色地名古屋帯*大正菊(未仕立て)